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日本の屋根には瓦屋根 日本人(にっぽんじん)なら瓦屋根 -- 是非 --
 

悪質業者にご注意


なにをもって、「悪質」というか...微妙なところでもあります。

●こんなことがありました その1

  ある瓦の葺き替え(リルーフ)をさせて頂いたお客様との会話です。

   お客様:「おたくの工事は安かったようだけど、手を抜いたんじゃないの?」
   当 社:「そのような事は決してありませんが、何か気になることでも?」
   お客様:「隣の家は300万もかかったので、良い工事をしてもらったと喜んでるけど?
   当 社:「えっ!???さんびゃくまんえん???」
   お客様:「それに、最初の見積もりは350万円だったけど、特別に300万円でしてもらったって
        言ってたけど、おたくはほとんどまけてもくれなかったし...」
   当 社:「・・・・・」
   お客様:「隣の家とほとんど変わらない建物なのにこの差は一体何?
        安かったのは良いけど手抜きされたんじゃたまらないわ」

  最終的には、工事の説明をし、いろんな話をするうちに手抜きをしてなく、
  金額も妥当であること理解して頂きましたが、これに近い話は、結構
  多いのが現状です。

   (隣のお宅は、訪問販売業者に頼まれたそうです)


●こんなことがありました その2

  今まで雨漏りしてなかったのに、雨漏りするようになったと、私どもの会社に連絡をされました。
  屋根に上がって見ると、屋根中にコーキングしてありました。びっくりして話をしてみると。
  .....
  瓦は飛ぶから、瓦の隙間に接着剤を塗ってあげましょうという業者が来られたそうです。
  「台風が来て瓦が飛ぶと危険だし、瓦の隙間に接着剤を塗ると雨漏りも防げるから安心です。」と
  言われたそうです。
  確かに、飛ばない方が良いからと思って工事を頼んだところ、次の日には、3人来て1日で済まされて、
  40万円くらい払われたそうです。
  .....
  確かに屋根工事でコーキングを使う場所はあります。が、ごく一部です。
  瓦の持つ機能や良さを理解していない方からみると、接着剤で瓦をとめるというのは自然に
  見えるのかもしれませんが、実は大きな間違いであるという例です。
  しかも、工事内容を考えても決して安いとは言えませんし、それが原因で雨漏りなんてことになると
  目もあてられません。

  瓦の事は瓦屋に聞いてください。それが、一番安全です。


●一つの判断基準として

  この話を読んで、どう思われましたか?高くても喜んでいるんだからいいんじゃないの?!というのも
  考え方の一つかもしれません。
  しかし、その1のように、350万円という見積もり金額が、特別という言葉がつくだけで300万円に
  なるものなのでしょうか?もしかすると、隣の方が値切り上手な人なのでしょうか?冷静に考えて、
  350万円が高いと判断するのが普通ではないでしょうか?
  訪問販売の場合、歩合給が多いとよく聞きます。工事も下請け任せというのもよく聞きます。
  これらから考えられるのは、「高くつく」ということではないでしょうか?

  では、どうすれば良いかということになります。

  一つの判断基準として、社団法人全日本瓦工事業連盟(加盟しています)や、
  各県で組織されている屋根工事業者(当社は、広島県屋根工事業協同組合に
  加盟しています)の組合に加盟しているかどうかということが挙げられます。
  あとは、評判でしょうか。


  (注)訪問販売業者が全て悪質と言っているのではありません。
     少しでも、不安なことがあった場合は、その場で契約するのでなく、少し時間をおいて、
     冷静になって判断して頂きたいと思います。