夏の瓦屋根はなぜ涼しいのか?
瓦屋根の住まいは夏なぜ涼しいのでしょうか?
生活実感からは、何となくわかっていたことですが、カラーベスト(スレート)の屋根材と比較して科学的に実証をしてみましょう。
下の写真と図は比較実験棟の様子です。
実証の方法として、実際に
①屋根表面温度比較
②野地板内表面温度比較
③小屋裏の温度をセンサーで測定 してみました。
比較した屋根材は、
①陶器瓦和形(色=銀黒)
②陶器瓦平板(色=黒・艶有り)
③カラーベスト(黒・艶無し)の3種類です。
カンカン照りの真夏での3日間の実証実験。
さて、屋根材別の温熱環境性能実験の結果は・・・・・。
①屋根表面温度比較
まず屋根の表面温度はどうでしょう?
熱画像を見るとカラーベストか真っ赤になつています。
これは、日射吸収率か最も高いためで、屋根面か一番高温であることが一目でわかります。これに対して陶器瓦和形は、熱吸収率が小さいことが一目でわかります。
②野地板内表面温度比較
では屋根の内側はどうでしょうか?
下の熱画像で見ればカラーベストの家は夏暑いといわれる理由がわかります。
野地板内の表面温度でも陶器瓦の方が涼しいことが実証されました。
③小屋裏空気温度比較
小屋裏の空気温度の比較でも瓦屋根の方が涼しいことがわかりました。
何日もデータをとって比較してみるとカラーベストよりも平板は5.0℃低く、和形は9.0℃低い値がでました。
陶器瓦は遮熱効果が大きく瓦屋根の家は夏涼しいことがよくわかります。
瓦は凄い
NEXT >> 冬の瓦屋根はなぜ暖かいのか?
生活実感からは、何となくわかっていたことですが、カラーベスト(スレート)の屋根材と比較して科学的に実証をしてみましょう。
下の写真と図は比較実験棟の様子です。
実証の方法として、実際に
①屋根表面温度比較
②野地板内表面温度比較
③小屋裏の温度をセンサーで測定 してみました。
比較した屋根材は、
①陶器瓦和形(色=銀黒)
②陶器瓦平板(色=黒・艶有り)
③カラーベスト(黒・艶無し)の3種類です。
カンカン照りの真夏での3日間の実証実験。
さて、屋根材別の温熱環境性能実験の結果は・・・・・。
①屋根表面温度比較
まず屋根の表面温度はどうでしょう?
熱画像を見るとカラーベストか真っ赤になつています。
これは、日射吸収率か最も高いためで、屋根面か一番高温であることが一目でわかります。これに対して陶器瓦和形は、熱吸収率が小さいことが一目でわかります。
②野地板内表面温度比較
では屋根の内側はどうでしょうか?
下の熱画像で見ればカラーベストの家は夏暑いといわれる理由がわかります。
野地板内の表面温度でも陶器瓦の方が涼しいことが実証されました。
③小屋裏空気温度比較
小屋裏の空気温度の比較でも瓦屋根の方が涼しいことがわかりました。
何日もデータをとって比較してみるとカラーベストよりも平板は5.0℃低く、和形は9.0℃低い値がでました。
陶器瓦は遮熱効果が大きく瓦屋根の家は夏涼しいことがよくわかります。
瓦は凄い
NEXT >> 冬の瓦屋根はなぜ暖かいのか?